「日本おもちゃ大賞2022」で話題となった『coemo(コエモ)』というおもちゃをご存知ですか?
『coemo(コエモ)』は子供の知育や教育に良いおもちゃが対象のエデュケーショナル・トイ部門で大賞に選ばれました。
そんな教育性のあるおもちゃとして評価されたcoemo(コエモ)がどんなおもちゃか気になりますよね。
そこで今回はcoemo(コエモ)がどんなおもちゃなのかを徹底調査します。
購入を検討しているパパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃんにcoemo(コエモ)の考えられるメリット・デメリットを3歳児ママが真剣に考えてお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。
AIでママが読み聞かせ⁉︎coemo(コエモ)ってどんなおもちゃ?発売日や値段を調査!

2022年のおもちゃ大賞エデュケーショナル・トイ部門〜知育・教育・教科学習に役立つ玩具〜に選ばれたcoemoはパパ・ママなどの声を録音しそっくりな声でAIが読み聞かせをしてくれる最新のおもちゃです。
テレビで実際に録音しそっくりな声での読み聞かせをした様子が放送されていましたが再現度はかなり高く技術の進化を感じました。
そんなcoemoの使い方やどんな機能があるのかお伝えします。
coemo(コエモ)はどんなおもちゃ?
coemoはパパやママが専用アプリで決められた文章を録音することでAIがそっくりな声を作り読み聞かせしてくれるおもちゃです。
AIで作られたそっくり声がプロのナレーターの感情表現や抑揚で世界の童話や日本の童話などを読み聞かせしてくれ効果音やBGMもつけてくれます。
また、おじいちゃんやおばあちゃんの声を登録しておくことで物語の配役に合わせて声を変える機能や、登録した子供の名前を使ってお話の中に子供を登場させてくれる機能があるのも面白いポイントです。

コエモの中で家族大集合しちゃうね。
お話の他にも音楽や英語など全て合わせると60個以上のコンテンツが収録されています。
coemo(コエモ)の読み聞かせ以外の機能は何がある?
coemoの有料コンテンツでは幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツとして物語の理解度を確認する問題なども聞くことができます。
さらにコエモは目の不自由な人も一緒に楽しめるおもちゃとして盲導犬マークの対象商品にも認定されています。目に不自由な方への対応として連動アプリの全てのページで画面読み上げ機能がついており、目の不自由な保護者もアプリを操作することができるのが認定理由の一つです。
また本体はネジ穴などの余計な凹凸を減らし何のボタンかわかる凸デザインのマークを採用することで視覚に頼ることなく操作できるようになっています。
他にも正面には枕元の間接照明として2段階のライト機能を持たせ程よい灯りを灯すことも可能です。
coemo(コエモ)の発売日や値段は?
コエモの発売は2022年9月29日が予定されています。
現在(2022年6月)は予約受付中となっています。
また11月30日までに専用アプリをダウンロードすればcoemoで聴ける「ゆうちゃんの冒険」という特別なお話を聞くことができます。(聞くにはcoemo本体が必要です)
値段はメーカー希望小売価格12,980円となっています。現在各ネットショップでも予約が行われており現在(2022年6月)の販売価格は11000円程度となっているようです。
coemo(コエモ)の考えられる5つのメリット


とても便利なおもちゃのcoemoですが買う前にしっかり考えたいのがcoemoのメリットとデメリットですよね。
そこで3歳児を育てる現役ワーママの私が考えられるメリットとデメリットを徹底的に考えてみました。
まずは考えられる5つのメリットを紹介します。
- 子供の想像力を鍛える
- そばに入れないときでも近くに感じられる
- 親の手が空く
- 薄暗い状態で読み聞かせができる
- 無意識で英語の勉強ができる
音声のみで物語を読み聞かせるため子供の想像力を高める
coemo(コエモ)は絵本やアニメと違って音声だけで物語が進むため子供の想像力が高まります。
子供たちの想像した物語の主人公について親子で語り合ったりすれば親子のコミュニケーションにもつながりますね。
そばに入れない時でも近くに感じれる
仕事で不在の時やや下の子の出産時に離れてしまった時などにパパやママの声で読み聞かせを聞かせてあげることができるので近くにパパやママを感じることができ子供の安心感につながります。



下の子の出産などで初めて離れて寝る時にはぜひ聞かせてあげたいな。
親の手が空く
正直絵本読んでと何回も言われるととっても疲れてしまいますよね。
そんな時に「コエモ聞こうか(^^)」といえばちょっと手が離れますよね。
正直今息子がエンドレスリピート期なのでコエモに読み聞かせ手伝ってもらえると助かります。
薄暗い状態で読み聞かせができる
絵本の読み聞かせだとどうしても電気がないとできないですがコエモであれば真っ暗にしても聞かせてあげることができます。
真っ暗にして物語を聞かせることで子供の寝かしつけにもとても良い効果がありますね。
英語のコンテンツで無意識に英語の勉強ができる
現在息子は聞こえたものを何でも話したい時期なのでちょっとした英語もすぐに口ずさんでくれます。
そんな時にコエモの英語のコンテンツを聞き流すことで無意識に体の中に英語を吸収して行ってくれます。



YouTubeでみた英単語などどんどん覚えていくからこの時期に英語のコンテンツを聞かせるのはとってもいいね。
coemo(コエモ)の考えられるデメリットとは


とっても魅力的なコエモですがもちろんデメリットもあります。
デメリットを5つお伝えした上で解決方法も考えたいと思います。
- 言葉の習得段階では言葉だけでは理解力がつかない
- 自動再生により子供のペースで進めることができない
- coemoに任せきりになると子供がさみしいおもいをしてしまう
- 本を好きになる機会を奪ってしまう
- 金銭的に負担がある
言葉の習得段階では音声だけでは理解力がつかない
1・2歳の言葉の習得段階で子供は目に見える情報と耳から聞こえる情報を繋ぎ合わせていきます。例えば絵本の中で赤いリンゴをクマさんが持っていますという文章と赤いリンゴを持ったクマの絵で初めて赤という色の情報やクマの形などを学んでいきます。
そのためあまり早くからコエモに頼りすぎてしまうと子供の言葉の理解力が身につきません。
その点も含めコエモの対象年齢は3歳からとなっています。それまでは実際の絵本を読み聞かせてあげる方が子供に良い影響を与えることができるでしょう。
もちろんそっくりな声で安心感を与えたり英語や歌の聞き流しにはとても有効ですので実際に紙の絵本の読み聞かせと併用していくといいでしょう。
自動再生により子供のペースで進めることができない
コエモは登録した3つのお話を自動再生してくれるのですがその途中で止めることができるのかは調べることができませんでした。
しかし早送りや巻き戻しはできないと公式が発表しています。(1話丸ごと飛ばすことはできるようです)
一時停止ができれば別ですが子供の疑問や親子の会話中もお話が進んでしまって子供のペースで物語を進めることができません。
その問題には子供の疑問を一度親御さんが受け止めてお話の後にゆっくりと子供と語る時間作って子供の考えや気持ちに応えてあげましょう
coemoに任せきりになると子供がさみしいおもいをしてしまう
coemoはそっくりな声で読み聞かせをしてくれるとても画期的なおもちゃですが頼りすぎてしまうと子供が寂しい思いをしてしまうかもしれません。
絵本の読み聞かせの一番のメリットと言われているのが親の愛情を感じたりリラックスした状態での密なコミュニケーションと言われています。
あまりcoemoにたよりすぎてしまうとそうした絵本の読み聞かせによる精神的なリラックス効果がなくなり寂しく感じてしまう子供もいるでしょう。
そのためcoemoを使用する場合はできるだけ愛情を感じれるように寄り添い一緒に物語を楽しみましょう。
そうすれば子供にとって親の温もりや愛情を感じて精神的なリラックス効果につながるでしょう。
本を好きになる機会を奪ってしまう
絵本の読み聞かせには本を好きになる効果もあると言われています。
しかし、coemoで聞くだけでは紙の本と接する機会がないので本を好きになる機会が無くなってしまう可能性も考えられます。
そのような場合はcoemoで効いたお話を本屋さんや図書館に探しに行って実際の本と触れる機会を作ると良いでしょう。
実際の絵本に触れることで子供の記憶により深く残り、子供のイメージ力を深めてくれるでしょう。
金銭的に負担がある
coemoは本体が1万円上と絵本とすればちょっと高くまた有料のコンテンツなどの課金をした場合はどんどんと金額が嵩む可能性もあります。
しかし、お話や音楽・英語など60以上のコンテンツが絵本の1冊平均1000円と考えると約6万円分の価値があるとも考えられます。
また有料コンテンツも120円からとお手頃価格なので考え方によってはとてもお得ともいえますね。
まとめ「coemoは子供の想像力をつけるおもちゃとしてとてもコスパがいい」
- coemoは2022年おもちゃ大賞で教育性を評価されたおもちゃ
- スマホで登録した声をAIが再現し絵本を読み聞かせてくれる機能がある
- 読み聞かせ以外にも音楽や英語なども聞くことができコンテンツ数は60以上
- 読み聞かせ以外にも有料コンテンツでは理解度チェックの問題も聞ける
- 2022年6月現在予約受付中で発売は2022年9月予定
- 考えられるメリットは想像力を鍛えたり安心感を与えたりなどがある
- 言葉の習得段階では絵による視覚情報も必要でcoemoに頼りすぎると愛情不足を感じることがある
- デメリットは使う大人の対応次第で全てクリアできる
今回はおもちゃ大賞2022のニュースで気になった『coemo(コエモ)』について調査しましたが、調べれば調べるほど3歳から小学生を育てる保護者にとって神のようなおもちゃでした。
親の負担軽減と子供の教育が同時にできるcoemoはぜひ買いたいと思います。
また、子供が生まれた友人や家族にプレゼントするのにとてもおすすめです。
特に二人目以降の出産時には出産前にプレゼントすると喜んでもらえるのではないでしょうか。
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